大手出会い系アプリがツーショットダイヤルにシェアを食われた理由について
出会い業界において最大手である
ハッピーメールの社長が逮捕された事件
があってから私は出会い系からツーショットダイヤルへのユーザー移行がかなり進んでいると少しだけ不安視しています。
売春斡旋という社会的なインパクトの強い逮捕劇となったこの事件ですが、私は間違いなく後の事件で出会い業界そのものが大きく変化したと確信しています。
出会いアプリからツーショットダイヤルへのユーザー移動に関しては、世の中にスマホが出回りメールに変わる無料通話アプリというツールが普及した影響もあるとは思いますが、大きな理由としてはハッピーメールが犯した罪が大きいと感じています。
ハッピーメールを含めた大手出会いアプリでは今でも平然と援助交際や割り切りが行われています。
割り切りという言葉に関しては、決して売春の意味だけで隠語として使われている訳ではありませんが、一定の割合で売春の意味として使っている女性も存在しています。
この出会いアプリや出会いコミュニティーにおける援助交際や売春というのは、決して絶滅することは出来ないのが現実です。
どんなにシステム側で隠語などを使えないようにしても
次々に新しい隠語が生まれます
し、そもそも売春なんてのはお金というシステムがこの世に誕生してから直ぐに出来た言葉だと聞きますからね。つまり、男と女が少しでも交流できるようなツールやサービスでは確実に売春が行われるのです。
では、何故ハッピーメールだけが狙い打ちされて、その余波で出会いアプリが衰退してしまったのかについて。
これに関して言えば実は答えは明確です。
余りにも目立ち過ぎた
からです。
明らかに男と女の直接的なコミュニティーサービスが大々的に街中で広告展開したら目立つのは当たり前なんですよ。大手出会いアプリ運営会社の多くは繁華街や歓楽地に大々的な広告看板を掲げて、ユーザー獲得と知名度アップに必死になりました。
しかし、サービスの中身は割り切りや援助交際という文字が踊る明らかに危険な内容が含まれている。
そりゃ、警察から目を付けられるでしょうし、売春の書き込みを放置しすれは逮捕に必要な証拠も完璧に残ります。
その点、ツーショットダイヤルというのは運営陣のやり方が上手かったのだと思いますね。適度に成人向けの雑誌やレディコミなどで広告する程度。
自然体で運営して来たからこそ、今回のようなある意味でライバルが沈没した後の美味しい部分を取れたのだと思いますね。
まあ、これで出会いアプリが完全に終わったという訳ではありません。まだまだ掲示板やメールでのコミュニケーションには需要がありますし
運営陣も新たな戦略を立て直す
でしょう。
私はこのような市場動向をしっかりと見ながら出会いコミュニティーやサービスを利用して行くべきだと感じます。
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